しじみエキスのメリット
1.しじみエキスとは?
しじみが身体にいいとわかっていても、毎日摂取し続けることは大変なことです。貝殻のついたまま調理ができる味噌汁でも毎日でしたら飽きてきますし、毎日殻を取って調理をするのも大変です。そこで考えられたのがしじみエキスなのです。これはしじみを煮出してそれを凝縮したものです。形としてはカプセルなどの錠剤や粉末のもの、液状のものなどがあります。錠剤タイプはサプリメントとして単独で飲んで使用しますが、粉末や液状のものは料理に加えたりすることでシジミのうま味を加えた料理として応用することができますので、料理のレパートリーを広げることにも役に立ちます。このようなしじみエキスを使うことであなたのライフスタイルに合わせた摂取の方法を考えることができます。
2.しじみエキスで確認すべきポイント
しじみエキスを使う時に確認すべき点はそのエキスに含まれている成分です。特にオルニチンを含んでいることが特徴であるしじみですからこの量が少ないようでは意味がありません。また、ビタミンBや亜鉛、カルシウムそして鉄分などの含有量も確認するようにしましょう。使用されているしじみの産地も確認しておきましょう。外国産のものでも質のいいものはありますが、できれば国産を選ぶことが無難な選択だといえます。添加物の確認も必要です。しじみの効果に加え、さらに他の有効成分を加えたものも多くあります。これら添加された他の有効成分の中で、あなたにとって必要のないものが含まれていないかということを確認することも大切なことなのです。しじみエキスの主成分であるオルニチンには副作用はないとされていますが、添加されている有効成分の中にあなたにとって過剰な摂取が好ましくない成分が含まれているようでしたら、そのエキスは選択しない方が良いでしょう。また、摂取にあたっては一日の摂取量を守るように心がけましょう。
参考URLhttp://www.nyssenate34.com/sinnkinntaisya.html
3.しじみエキスの作り方
ここではご自身で、しじみエキスを作る方法をお伝えします。飲用に使うことももちろん、いろいろなお料理に使えますし、なによりも添加物を気にする必要がないことも大きなメリットの一つといえます。まず少量の塩を入れた水に一晩しじみをつけておいて砂を吐き出させます。そして、十分に沸騰したお湯の中に砂を抜いたしじみを投入します。しじみが口を開けてお湯の色が変わってきたらエキスが出てきた証です。煮立ってきて出てきたアクは取り除くようにしましょう。15分ほど煮立てた後にしじみを取り出し、鍋に残った煮汁をザルなどでこしてもう一度弱火で煮詰めます。そしてとろみが出てきたところで火を止め、しじみエキスを容器に移して冷やしたら出来上がりです。なお、さきほど取り出したしじみ本体も食べることができます。このように抽出したしじみエキスですが、肝心のお味は決しておいしいものではないことに注意しておきましょう。なにせ、市販のサプリメントのように添加物は何も入っていないのですから。それでも添加物の無いことがメリットの一つです。料理に加えるなどして、しじみエキスの楽しみ方を考えてみましょう。
4.まとめ
様々な用途が考えられるしじみエキスですが、それでも使用している元ははしじみですからその栄養分がすべて入っています。肝疾患がある方はしじみに含まれる鉄分がさらに肝機能を悪くしてしまう可能性があります。そんな場合にはしじみ由来ではないエキスを使ったサプリメントを考えましょう。あなたにとって必要な栄養分をどのように摂取するのかを考えながら含まれる成分を確認することがしじみエキスを効果的に使用する第一歩なのです。